ドラマ

カッコいい男ばっかり!「アンティーク 」〜西洋骨董洋菓子店(2008)

2019-08-17

作品情報

●評価 3.0★★★
●制作 2008年
●上映時間 111分
●原題 서양골동양과자점 앤티크/ANTIQUE
●監督 ミン・ギュドン
●脚本 ミン・ギュドン
●出演 
チュ・ジフン、キム・ジェウク、ユ・アイン、チェ・ジホ、アンディ・ジレ、キム・チャンワン他


あう、よかったわ…
しびれたわ…

キム・ジェウクの美しさに、あたくし逝ってしまいそうになりましたことよ。
あんなきれいな男性ってこの世にいるんですね。作らない美しさ。元モデルで、日本にも住んだことがあるとのこと。日本の女どもはさぞ彼を追い回したんだろうなと想像。

キム・ジェウクのゲイっぷりがステキでした

この映画、のっけからゲイゲイゲイ〜!で、保守的韓国いきなりどうなってしまったんだ???と思ったけれど、最後はうまーくまとめてた。

あらすじを簡単に説明すると、御曹司である主人公ジニョクチュ・ジフン)が突然会社を辞めてケーキ屋を始める。

だれもが不思議に思った転身ぶりだったが、それは彼が幼い頃に身代金誘拐にあい、彼を誘拐して閉じ込めた犯人がケーキ好きだったことから、ケーキ屋をやっていればいつか犯人を見つけることができるのではないかと思ったからである。

誘拐事件で深く心に傷を負ったジニョクは大人になってからも当時の断片的記憶からくる恐怖心に苦しめられていた。アンティーク(店)は、そんなジニョクを中心に、4人の男の人生模様を絡め合い、それぞれが成長していく姿を追っていく。

ほぼほぼ男4人だけの展開ですが、色とりどりのケーキや洒落たフランス語が飛び交い、ゲイも男臭さもエロも、キッチュな世界にくるりと包まれた感じで、不思議な世界観をかもしだしていた。韓国というそもそもの異文化がかもしだす、西洋とはちがう異空間。夢をみているような居心地の良さ。

なんだろう。あの不思議な居心地の良さは。
映画を見終わると、やたらとケーキが食べたくなった。

「人はしあわせな時にケーキを食べる」
主人公ジニョクが言った。

重度の低血糖症の私でさえ、ほんとうにそうだと思った。
お洒落なケーキを巡る人間模様。
ちょっぴり悲しくて、ちょっぴり泣けてくる。
幸せになるために生まれてきたんだから、ゲイでも何でもいいじゃない。

ささやかで、説教くさくなく、ほんっといい映画です。
心があたたかくなる空間が満載。

この映画は、日本漫画でよしながふみ原作のコミック、「西洋骨董 洋菓子店」のリメークだそうですね。わたしはこの原作は見ていないので比較はできないのですが、他のリメークものを見ていても、韓国独特の感性で作り上げた圧倒的な存在感に魅了され続けています。

東野圭吾さんの作品のリメークなんか、韓国はぞくぞくするものを作り上げますよね。日本もまた韓国原作をリメークしたりしています。お互いにリメークし合ってそれぞれの文化的個性を出した作品をどんどん世に出してほしい。

いい意味で二つの国が仲良く高め合っていければいいと思います。
この二つの国が手を組んで仲良くしたら、どんなに世界が変わっていくだろう。
わたしはいつもこんなことを夢見ています。

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毒女 悦子

韓国映画をみてハッと胸をわしづかみにされたことありませんか?
悲しい時つらい時に韓国映画を見て、心がほんのすこし救われたことありませんか? しあわせを感じたことありませんか?

わたしはたくさんあります。

韓国映画のもつ奥深さになぐさめられたり、息もできない胸苦しさを覚えたり、一日中その余韻に浸ったり、夢の中まで追いかけられたり。 韓国映画に流れるあたたかいもの、残忍なもの、切ない永遠のものに、 ずっとずっと恋をしています。

同じ気持ちの人たちとつながっていたい。

アラフィフ。老後が心配。
でも死ぬまで韓国映画を抱きしめているぞ。

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